慌ただしいのが一気に抜けてなかなか調子が戻りませんが、こっちもひとまずただいまでっす。
不在中に幸玉や返信不要でコメントくださった方々ありがとうございましたvvv
「獣の奏者」完結二巻さっき読み終わったんですけどあーもうほんと上橋先生の大団円はこれぞ大団円!って感じですね!最後10ページくらい涙腺緩みっぱなしでした。
詳しいネタバレは避けますが、前二巻が「獣との境界をさぐる人の物語」だとすれば、完結二巻は「世界の要素としての人と獣」な感じでしょうか。上橋先生によると前者は「人と獣の話」後者は「人と獣の歴史の話」だそうですが、確かに今回は、特に獣のほうが個体としてよりも全体としての扱いが強かったように思います。エリンとリランのさらなる交流を求めていたら少し物足りないかもしれませんが、おそらくその部分は前二巻で「完結」した部分に含まれているのだと思うので、かえって蛇足になるのかもしれません。かわりに今回は闘蛇の謎に迫ります。蛇なだけに(うるせえ)
もしかすると前二巻で満足していた人には今回の完結編は壮大な蛇足なのかもしれませんが、個人的には蛇足を得て龍(大河)になった感じでべっ別にうまいこと言ったなんて思ってないんだからね////