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「あれ?ウリちゃん……どうしたの?ひとりなの?」 壁神は走り寄って赤子をそのまましっかり抱き上げると、危なげにあやしながら辺りを見回す。 親である爆神の姿もなければ、何時も一緒である他のウリ達も見当たらない。 「大変!あなただけ迷子になったの?」 我が子を何より大切にしている爆神の事だ。 壁神は慌てながらキョロキョロと再び辺りを見回しながら考えた。
赤子を抱きつつ声の方に走りながら、壁神は精一杯に声を出して爆神の名を呼んだ。 「爆おじちゃん!!ウリちゃんはここよーー!!」
その声を聞き、壁神の姿を見つけた途端に爆神は顔を真っ赤にして走ってきた。 「ウリ!ああ、よかった…!!」 そして我が子の顔を見て、ホッとしたように息を吐く。 「ところで、どうしてお嬢ちゃんがウリを?」 欠伸をする赤子を手渡されながら爆神がふと問えば、壁神がまだ息を弾ませながら言った。 「あぁ、そうなのか…最近、目を離すとすぐに何処かへ冒険を始めてしまってな……お嬢ちゃん、本当に助かった。ありがとう」 赤子達を脚に乗せ、爆神はそう言って壁神の頭を大きな手で優しく撫でる。 と、ふと何かを思い出したようにその手を引っ込めてしまった。 「………あぁ、いかん。またやってしまったな…」 どうやら弓神にも同じ事をしてしまったらしい。 「どうやら、いつの間にか癖になってしまったようだ…」
彼は子供を褒めたり慰めたりする時、誰に対してもついつい頭を撫でてしまう。 それは彼に育てて貰った筆神達は勿論、花神達や弓神もその例外ではない。 『…ってな事で、爆のおやっさんにそんな事久しぶりにされて、俺も懐かしいやら恥ずかしいやらでよォ…』 随分前に撃神と壁神の元に燃神が訪ねてきた際、二人がそんな話をしていたのを壁神はふと思い出した。 彼は元々真っ直ぐな気質の持ち主で何事にも愚直だが、反面子育てや子供の接しかたなどに対してはいまいち自信が持てない。
彼にしてみたら全てが始めてで、思い出したりするには記憶が余りに少なく、学ぶには手本などが余りになさすぎていて。
爆神の手は、その懐のように大きくて。 不器用なりに、精一杯の愛情と心の篭った、優しさを含んだ手だと。 「…………ありがとう」 とても優しい顔をして。 もう一度、ゆっくりと壁神の頭を撫でた。 今回はパパ爆さんが書きたくてうずうずして書いてしまいました。 そして接点があまりなさそうな壁神をあえてチョイスしました…。 TIME : 2009/03/14 (Sat) 17:43 なんて、なんてパパ! なんか最後は読書感想文みたいになりましたが(笑) | ||
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見た目だけは平和な三人である。 雨は止まずに振り続ける。 咲「少し、風が出てきたね。そろそろ春雷がくるかな」 ところ変わって 「くぁ〜ぁ・・・」
「ん?だってよォ、まず風姐が春一番で、次に濡さんが雨降らせるだろ?で、撃兄が春雷だろ? 指を折りながら、燃神が数えた。 ・・・特に、目の前の凍神は。凍神が放心状態になると、無意識のうちに背の冬の笛を吹きだす。
その後。 春雷が遠ざかり、一気に暖かくなった。
皆、春を楽しむかのように。
数刻後、凍神が目を覚ます。すると、そばが少し濡れていた。
「きゃ〜っ、濡ちゃんだいた〜んっ!」
TIME : 2009/02/26 (Thu) 23:56 春の近づいたこの時期にぴったりなお話ですね〜。 呼称についてですが、細かいことを言えば あと、せっかくサイトリンク貼って頂きましたが、 | ||
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それを遠巻きに見るは、風神。
強さを得る為ではなく、強い力を御する為に。
しみじみとそう呟いた風神の背後から、別の呟きが聞こえた。 「…相変わらず凄ぇなぁ、撃兄ぃの鍛錬は」 燃神は軽く挨拶をすると、再び撃神の方に視線を向けた。 「…そういや撃兄ィの鍛錬を発見したの、結構最近の話なんだよなァ…」 そう言って当時を思い出す。 “それ”を見付けた当初は、弓の腕もまだ中の上。
それにこればかりは仕方がない。
しかも撃神のそれは、弓という“武器”を化身とした雷。 己の力量を知るまで。
「雷は“報せ”だから」
梅雨の終わりを。 稲の開花を。
遠く、遠く。
雷を、 「ところで燃ちゃん、どうして此処に来たの?」 風神は立ち上がり、パンパンと土を払う。 「ほら幽ちゃん、起きて起きて!もう行くわよ」 寝ぼける幽神を傍目に、風神はブワリと風を巻き上げる。
―――― TIME : 2008/12/14 (Sun) 14:14 改めまして投稿ありがとうございますー! うおおおおお予想に違わずかっこいい、かっこいいです撃神の稽古風景! 本当に素敵なお話ありがとうございました! | ||
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■ BROWSER : Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322) おなご爆神はぶいぶいいわしてたお姉さんなのであまり甘い感じにならないように気をつけました。 ネタがストライクだと言って頂いたので調子に乗っておなご漫画にしようと思ったんですが おなご部屋の「イラスト」と「もらいもの小話」との場所は増やすためにできたんだと信じてます(笑) では、お邪魔しました! TIME : 2008/12/14 (Sun) 13:42 投稿ありがとうございます! わーいカイトリさんのおなご爆!凛々しくてかっこかわいいです!! カイトリさんのネタほんと大好きなので、もっご自由に遊んでやって下さい★ | ||
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■ BROWSER : Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; Media Center PC 5.0; .NET CLR 3.0.04506; Tablet PC 2.0) 以前からこちらに通わせてもらって田宮様の筆神達を描いてみたいなぁと思い、今回思い切って投稿させてもらいました。 凍神と濡神です。本来なら近づくことが出来ないはずだけど、まぁ何かしらの奇跡が起きたということで(笑)このあと幸玉を放出してる凍神にきっと何かがふりかかるのでしょうけど^^ 先日、筆ごのみ四式など3冊ぐらい購入させてもらいましたが「曖乎として慈雨の如し」に泣いてしまいました。切なかったですけど、よかったです。何よりチビヒミが可愛いです(ハァハァ← おじと姪の設定は萌えますねw 筆ごのみでは凍神の受難体質がよーく分かったような気がします(笑) また機会があれば描かせてもらいたいです。では、失礼します。 TIME : 2008/12/14 (Sun) 12:59 改めまして投稿ありがとうございます! しかしなんという奇跡…! 本の感想もありがとうございますv | ||
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